蟻道 ヤマトシロアリ、イエシロアリは、食害片、糞、土などでトンネルを加工し、外気に触れないよう木材に侵入します。
蟻土 ヤマトシロアリ、イエシロアリは加害材に孔があくと外気が中に入らないよう加工物で遮断します。
ヤマトシロアリ、イエシロアリは木材を加害すると年輪の部分を残し加害するので食痕が特徴的です。
ヤマトシロアリ、イエシロアリは稀に物体を介さず空中に蟻道を加工し木材に侵入します。
床下に落ちている残材は、シロアリの餌になります。建物に侵入される原因の一つです。
アメリカカンザイシロアリは、蟻道を作らないため侵入口が1～2mmの孔しかありません。見つけるのが難しいです。
アメリカカンザイシロアリは、脱出孔から糞を排出するため、その糞を目安に被害材の特定ができます。
アメリカカンザイシロアリは、木材の中を年輪に関係なく加害するため、材の中に大きな空間ができるため、強度低下の要因になります。
